日本自働精機は、医療・医薬品工場における、箱詰め・包装ラインの自動化実績を数多く保有しています。医療・医薬品の製造において、GMPに基づく徹底した品質管理が求められますが、当社の持つノウハウや知見を持って、高度かつ高難度なご要望にもお応えいたします。
医薬品包装一貫ライン・システム提案のソリューションを提供する当社ですが、当社だからこそのソリューションを提供できます。
医療・医薬品に関して、他産業と比較しても高難度な包装・箱詰めが求められます。330箱/分以上の生産能力かつ各工程で全数検査、内容物5点以上の小箱挿入でかつ添付文書の折込が特殊など、標準・汎用的なケーサー・カートナーでは対応できない場合が多くあります。さらに、投資対効果の最大化を目指した場合、多品種兼用ラインの実現が求められますが、1ラインで数十種の箱詰め・包装仕様に対応する場合にも、要求仕様に合致する機器開発が必要となります。
これらの高難度な自動機開発は、すべて、お客様の無理難題にお応えする過程で行ってきました。無理難題から逃げず「必ずお客様の課題を解決する」という、企業全体で醸成している風土が、当社がソリューション提供できる大きな理由の一つとなっています。
医薬品製造ラインにおける箱詰め・包装ラインの導入実績を数多くもつ日本自働精機では、設計時適格性評価(DQ)、設備据え付け時適格性評価(IQ)、運転時適格性評価(OQ)、性能適格性評価(PQ)はもちろん、コンピュータシステムバリデーション(CSV)にも対応します。
自社装置で上記バリデーションを行うことは当然ですが、一貫ラインとして提供する際に組み込む他社装置含めて、当社が窓口となり主導して、バリデーション対応を行います。そのため、お客様の管理工数を大幅に低減できます。
現在、医薬品製造ラインでは、ハードウェアだけでなく、トレサビ・品質管理の側面から、ソフトウェアの導入、すなわちIoTシステムの構築が進んでいます。当社では、協力会社と連携し、対象ラインだけではなくお客様内で稼働している上位システムとの連携も含めて、IoTシステムの開発を行います。
当ソリューションについて、当社では以下のような実績を保有しています。
医療用検査試薬を製造されているお客様より、箱詰め・包装ラインの自動化に関するご相談を頂戴しました。
当事例では、①ワーク投入→②集積・搬送→③集積枚数検査→④箱投入→⑤入箱検査→⑥添付文書差込→⑦差込検査→⑧箱閉め→⑨箱閉め確認→⑩ラベル貼り→⑪ラベル有無&ラベル情報確認 の構成にて、システム導入を行っています。
↓以下の事例を動画で確認できます↓
点眼薬を製造しているお客様より、包装・箱詰めラインに関するご相談を頂戴しました。
当事例では、以下のようなシステム構成にて導入させて頂きました。
<1本・5本 兼用ライン>
①トレー内製品 取り出し→②整列・集積→③小箱包装→④小箱印字→⑤バンド掛け→⑥段ボールケーシング→⑦ラベラー
<10本・50本 兼用ライン>
①トレー内製品 取り出し→②整列・集積→③小箱包装(中敷き挿入、携帯袋・添付文書挿入)→④小箱印字→⑤段ボールケーシング→⑥ラベラーの構成となっております。
↓以下の事例を動画で確認できます↓